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近代経済学 |
上部構造 史的唯物論において生産力と生産関係を含む「土台」によって規定される社会的な様々な諸制度。これには、法律、政治、イデオロギー等も含まれる。 たとえば、機械の存在しなかった産業革命前の社会では、熟練工を社会的に再生産するための徒弟制という社会制度とそれに伴う封建的イデオロギー(たとえば儒教の「長幼の序」の観念)、さらにはこうした熟練再生産を可能とする工房のサイズを維持するためのギルド制度(競争制限のための同業組合)などがある。また、産業革命後の資本主義社会では優勝劣敗の市場競争システムとそれを支えるイデオロギー、あるいは学校教育制度、「長幼の序」を廃した市民平等の観念など市民社会の様々な社会制度がもたらされた。これらの総称を「上部構造」(super structure)と呼ぶ。 (大西広) |