人間発達 | |
商品 | |
貨幣・信用 | |
賃労働 | |
国家 | |
利潤 | |
世界市場 | |
所有 | |
帝国主義 | |
唯物史観 | |
弁証法 | |
思想 | |
土地・自然 | |
流通・交通 | |
生産力 | |
人口 | |
貧困 | |
近代経済学 |
証券取引所 証券取引所は株式などの有価証券の流通の中心となる市場である。証券取引所の機能は、一定の基準を満たした有価証券を揃え(上場)、参加者を集中させることで有価証券の流動性を高めるとともに、需給を反映した証券価格(株価)を形成すること、にある。そこでは、市場メカニズムを利用した証券価格形成によって、社会に存在する資金の効率的な配分と資金調達が可能になると考えられている。 エンゲルスは『資本論』第三巻補遺において資本主義経済社会に占める証券取引所の役割の大きさを指摘し、ただ資本家たちが互いに富を収奪する場所としてではなく、証券市場の発展の中に社会的性格をもつ株式会社の未来を見据えていた(「株式会社社会主義」)。 (1)杉江雅彦監『証券論15講』晃洋書房、2003年、第5章。 (2)碓井敏正・大西広編『格差社会から成熟社会へ』大月書店、2007年、第6章。 (3)R.ヒルファディング『金融資本論』第8章。 (梶原太一) |