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近代経済学 |
日経平均株価 国民経済全体の動向を知るため、しばしば株価を用いた指標が利用される。日経平均株価は東証株価指数と並んで代表的な株価指標の一つであり、日本経済新聞社が東証1部上場銘柄のうち各業種を代表する225種の銘柄を抽出し、その平均株価を算出した指標である。 計算式は、「225銘柄の株価合計 ÷ 除数」であるが、分母となる除数については、銘柄入れ替えや新株発行、株式分割などの資本移動によって各銘柄の株価の連続性がなくなる場合に、それの影響を調整して設定される。また、分子である225銘柄の株価についても、全てについて1株の額面を50円とみなした株価への換算が行われている。225銘柄には、特に流動性の高い人気銘柄が選定されているため、取引の多い人気銘柄の乱高下に平均株価がつられた値動きをする状況もしばしばみられる。 このような株価指標が特に意味をもつのは、市場平均の資本運用の成果を示す情報として用いる場合である。これによって、ある投資案件の成否を判断する場合に、それが市場平均の上昇率や収益率を上回ることができたかどうか、といった分析が可能となる。 (1)日本経済新聞社ホームページ http://www.nikkei.co.jp/nkave/ (2)日本証券アナリスト協会編『証券投資論[第3版]』日本経済新聞社、1998年、第1章。 (梶原太一) |