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地球サミット 地球サミットとは、1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた国連環境開発会議である。180カ国、3万人が参加した。 今まで対立するものとされていた、環境保全と開発や発展とをともに実現する2つの課題と位置づけた。その課題は、「リオ宣言」で持続可能な発展とされ、検討課題として「アジェンダ21」では、生物多様性の保全、砂漠化の防止、環境破壊の予防と事前評価、汚染者責任の確認、そして貧困の撲滅、平和、人口問題などが示された。しかし、発展途上国では、先進国がすでに辿ってきた生活向上と経済発展が最優先されるという主張も根強い。 (梅垣邦胤) |